ランペイジ 巨獣大乱闘

 

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※注意※ 

この記事には「ランペイジ 巨獣大乱闘」のネタバレが多分に含まれます。「ランペイジ 巨獣大乱闘」を見る予定だよという人は気をつけて

 

お正月見た映画シリーズ第2弾

ランペイジ巨獣大乱闘

 

ゴジラが好きなので怪獣ものの映画を見かけると、にわか勢なりに見なければいけないような感じがする

だから鑑賞したけれど

 

この映画そんなに面白くなかったです

そこでどこがそこまでおもしろくなかったかを書いていこうと思います

あくまで私個人が思った点について書くのであしからず

 

 

シカゴの企業エナジン社は宇宙ステーションでCRISPRによるゲノム編集の実験を行っていたが、実験動物のネズミが暴走して宇宙ステーションは破壊され、アトキンズ博士の乗った脱出ポッドも爆発し、遺伝子サンプルが地球に落下する。落下したサンプルの影響を受けたオオカミやワニが巨大化し、サンディエゴの動物保護地区に保護されていたアルビノ・ゴリラのジョージも巨大化してしまう。エナジン社のワイデン姉弟はサンプルを回収するためワイオミングの森に民間軍事会社のバークたちを派遣するが、そこで巨大化したオオカミ(ラルフ)に襲われて全滅する。

元特殊部隊員で霊長類学者のデイビスは、親友であるジョージが突然巨大化・凶暴化したことに驚き彼を助けようとするが、そこにエナジン社の元遺伝子研究者だったケイトが現れて事情を説明する。しかし、ジョージはさらに巨大化して暴れ出したため政府機関に捕まり、2人も拘束されてしまう。同じころ、ワイデン姉弟は動物たちを確保するため、動物たちが引き寄せられる低周波を出してシカゴに誘き出そうとする。低周波を察知したジョージは輸送機の中で暴れ出し、輸送機は墜落するが、デイビスは政府の捜査官ラッセルを助け出し、ケイトと共に脱出に成功する。デイビスたちは救援に来たアメリカ軍と合流するが、指揮官のブレイク大佐はデイビスの訴えを無視してシカゴに向かうジョージとラルフを攻撃し、撃退に失敗する。デイビスとケイトはジョージを助けるため、解毒剤が保管されているエナジン社に向かう。

ジョージとラルフはシカゴを襲い、ブレイクは部隊に再び攻撃を命令する。しかし、攻撃は効かず、さらにワニ(リジー)が現れて街を破壊し始めると、彼はMOABによるシカゴ空爆を決定する。ラッセルから空爆の情報を聞いたデイビスとケイトはエナジン社のラボに侵入して解毒剤を見付けるがワイデン姉弟に見付かり、デイビス姉弟の姉クレアに撃たれる。クレアはケイトを連れ出して屋上に向かい脱出しようとするが、そこにジョージが現れて低周波の発信源であるアンテナを破壊しようと暴れ出す。駆け付けたデイビスはケイトを助け出し、ジョージを解毒剤で助けてラルフとリジーを倒そうと考える。ケイトは解毒剤をクレアのバッグに忍ばせ、彼女はバッグごとジョージに食べられてしまう。一方、1階まで逃げて来た弟ブレットは免罪と引き換えにラッセルに遺伝子データを渡して脱出するが、直後に瓦礫の下敷きとなる。

ジョージはラルフ、リジーと共に屋上でアンテナを破壊するが、その影響でエナジン社があるウィリス・タワーが崩壊する。デイビスは正気が戻ったジョージと再会し、空爆の阻止をケイトに依頼してジョージと共にラルフとリジーを倒そうとする。デイビスとジョージはラルフを倒したリジーと対峙するが、リジーに追い詰められる。しかし、ジョージが重傷を負いながらリジーを倒し、それを見届けたブレイクは空爆を中止する。デイビスとジョージは、駆け付けたケイトとラッセルと共に街を後にする。

 

ランペイジ 巨獣大乱闘 - Wikipedia

 

 

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ポスターの通り巨大化が止まらない映画

どうして面白くなかったのか?

それは

この映画がわかりやすいから

 

そのために省いているものが多い

だから私は物足りないー と思ってしまった

 

まず展開が単純なこと

映画のポスターを一見すればわかるように三体の怪物が出てきて、戦うんだろうなぁと思う

実際三体の怪物が出てきて派手に戦う

 

序盤にジョージとデイビスがめっちゃ仲良さそうだから、二人で他の二体の怪物と戦うのだろうなぁと思う

やっぱり共闘のシーンがある

 

途中で出てくるふざけた政府のおっちゃん主人公の味方してくれそうな感じがあるなぁ

やっぱり協力してくれる

 

こういうところは、観客の期待に応えるようにストーリーが設定されているのでいいと思う

 

しかしその予想通りがこの映画のほとんどを占めていて飽きてしまう

雇われ軍隊のミリタリー野郎のおっちゃんが大きくなったオオカミを始末するシーン

おっちゃんオオカミ狩りは久々だぜぇみたいなセリフ(うろ覚えだが)からし死亡フラグが立っていたが、やっぱり死ぬ

おっちゃんの部隊は各隊員が視点カメラをつけていて1人ずつ食い殺されて、カメラ映んなくなるんやろうなぁとおもったら、やっぱり。

 

ほかにもヘリコプターがオオカミに撃墜されるシーン、ジョージが檻をぶっ壊すシーン

オオカミとジョージを砲撃して、軍隊の人「やったか?」(やってない)のシーン等々…

フラグたて→回収のシーンばかりだったように思った

フラグ回収はある程度はあってもいいとおもうが、多過ぎ

言い方を変えると過去の映画や物語を踏襲し過ぎるあまり予想がつくようなあるあるシーンが増えてしまったともいえるかも

 

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バビルサっぽいワニ


 

つぎは、リアルさ

もっとも引っ掛かっているのが、ジョージに解毒薬を飲ませるために薬をもった社長ごとジョージに食べさせるシーン

ジョージは凶暴化してしかも巨大になっていたので人間を食べても仕方ない 百歩譲って良しとして

デイビスとケイトが阿吽の呼吸で社長を食べさせたのが納得いかないというかなんというか

残酷すぎませんか

たしかに名案というか、ああでもするしか方法がない場合だったかもしれないけど

デイビスとケイトが瞬時に「こいつを食べさせればいいじゃん」と思いついたことが 

はて?となった

今から思うと人間は追い込まれると手段を選ばないという意味で現実的だったかもしれない

そうだとしても二人が今ならジョージが人間を食うぞと発想したことが悲しいし、そんなこと思うか?と感じた

またこのほかのシーンにも、毛色は違うが

デイビスがオオカミ、ワニと戦う場面でたまたまピッカピカのグレネードランチャー

戦闘ヘリコプタ―が落ちていたこととか

デイビスが怪物から逃げるシーンとか

都合良いことが多かった…

 

 

以上です

 

あくまでわたしが思ったことなので気を悪くしないで

 

 

この動画のなかで主人公クラスの人物の掘り下げがないと海外では子ども向けと判断されるということを言っていた

その意味がランペイジでよくわかった

ゆえにこの映画は子供向けなので、あーだこうだ言っても仕方ないのかも

 

いろいろ書いたけど、CG自体のクオリティもめちゃくちゃ高いし、主演のドウェイン・ジョンソンはムッキムキで終始感動していた 

どんな体しとるんやって調べたら身長193センチで体重120キロ  今は46歳らしい  元プロレスラーなんだって  

めっちゃハードに鍛えてるからあのボディが維持できてる

 

 

最近クライミングしてないしもっと鍛えなきゃ…